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【幼児教室の選び方】失敗しないために押さえるべき6つのポイント!

幼児教室とは、0〜6歳までの子どもの能力の発達を促す教育機関のことを指します。近年では、幼児教室に通わせて我が子の才能をできるだけ伸ばしてあげたい、と思う方も多く見られます。

しかし、いざ、幼児教室に通わせようと思っても教室の種類や数が多く、「どの教室を選べばいいのかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、失敗しない幼児教室の選び方のポイントを6つ紹介します。併せて、年齢や発達段階ごとのおすすめの幼児教室カリキュラム内容や、幼児教室を選んで失敗した例、幼児教室を決めるまでの流れも紹介しているので、幼児教室選びに悩んでいる方や幼児教室に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

幼児教室の選び方、見るべきポイントとは?

幼児教室は多数の種類があるため、選び方を失敗すると、期待した効果を得ることができないうえに、子どもにマイナスの影響を与えてしまう場合もあります。

幼児教室を選ぶ際は、次の6つのポイントをよく確認し、ポイントをクリアしているところを選びましょう。

・学べる内容が子どもの年齢に合っているか?
・子どもが楽しく通えるか?
・先生(スタッフ)が親子にとって話しやすいか?
・教室が清潔・安全か?
・親が無理なく通わせられる場所・回数か?
・月謝は家庭に見合った金額であるか?

 

学べる内容が子どもの年齢に合っているか?

子どもの発達(運動面や言語面の成長)や発育(身体面の成長)には個人差があります。大人と異なり、3月生まれと4月生まれでは、年齢は同じでも発育や発達に大きな差がある場合もあります。

身体と心の成長が一致しないことも多いため、学ばせたいと思う内容が自身の子どもの年齢や発達に合っているかどうかを確認することが重要です。

年齢や発達に合っていない幼児教室に通わせると、苦手意識を持ってしまい、その後の人生で苦労する可能性も考えられます。

年齢や発達段階による細かなカリキュラムが組まれている教室を選びましょう。ホームページに内容が明記されているところや、見学や体験で丁寧に説明がある教室がおすすめです。

 

子どもが楽しく通えるか?

どんなによい教室でも、子どもが興味を示さない教室には楽しく通うことができません。

幼児教室に通えば、すぐに子どもの発達や発育がよくなるわけではなく、学んだことが子どもの成長によい影響を与えるには継続して通うことが大切です。

子どもが楽しく通えるかどうかを判断するためには、教室の見学や無料体験、教材のお試しなどを利用するとよいでしょう。興味を示す、楽しそうにする、参加したがる、などの様子が見られるようなら安心です。

 

先生(スタッフ)が親子にとって話しやすいか?

親が優秀な先生だと判断しても、子どもとの相性が悪ければ、子どもは楽しく通うことができません。先生やスタッフと接している時の子どもの様子をよく確認してください。

また、親との相性も忘れずにチェックしましょう。幼児教室は幼稚園や小学校に比べて親と先生やスタッフとコミュニケーションを取る機会が多くあります。

見学や体験教室では、疑問に思ったことがあれば積極的に質問し、対応を確認しましょう。対応してくれた先生がよくても、バイトの先生が多く、先生がすぐに代わるところは避けた方がよいでしょう。

 

教室が清潔・安全か?

頻繁に通う場所になるため、清潔で安全かどうかも確認しましょう。

教室内の掃除が行き届いているか、整理整頓がなされているか、トイレや手洗い場は清潔か、などをチェックしてください。

以下に挙げる教室内の安全対策が行われているかも忘れずに確認しましょう。

・机や棚などの角が丸くなっていたり、ぶつかってもケガをしないように処理されていたりするか
・電気コンセントやハサミなどの危険物が、子どもの目や手に触れないよう配慮されているか

 

親が無理なく通わせられる場所・回数か?

幼児教室は、親が一緒に通ったり送り迎えをしたりする必要があるため、無理なく通わせる場所かは、大変重要です。

長く通うことが前提のため、通園に負担がかからない教室を選びましょう。以下の点をよく確認してください。

・通いやすい駅やエリアか
・駅からどのくらいの距離か
・駐車場や駐輪場があるか

もしも、近くに希望する教室がない場合は、ショッピングモールやデパート内にある教室もおすすめです。教室に通うついでに買い物や用事をすますことができ、負担を減らすことが可能でしょう。

 

月謝は家庭に見合った金額であるか?

幼児教室は長期間通わせるところのため、無理なく月謝を支払えるかも必ず確認してください。どんなによい教室でも、家計を圧迫する月謝を支払っていると、続けることができなくなります。

月謝の金額と教育の質は、必ずしも一致しません。リーズナブルな月謝で、質の高い教育を行っている教室も存在するため、インターネットや周囲の口コミなどを利用して探すとよいでしょう。

 

年齢/発達段階ごとおすすめの幼児教室カリキュラム内容

 

幼児教室で採用されているカリキュラムは多数あるため、「どのようなカリキュラムを選べばよいのかわからない」、と不安に思う方も多いのではないでしょうか?

ここでは、年齢や発達段階ごとのおすすめのカリキュラムを紹介します。

 

0-3歳

0〜3歳までは、まだどの分野に興味や才能があるかがはっきりしません。人間の脳は3歳までに約8割が完成すると言われており、この時期は、さまざまなよい刺激を与えることが重要です。

よい刺激が与えられると生まれた時には繋がっていなかった脳の神経回路が繋り、脳が働くようになるため、刺激が与えられなかった分野は働きません。

そのため、この時期は特化したものをやるより、さまざまなものに繋がる刺激を与えるカリキュラムがおすすめです。

やらされているというよりも「やりたい」と子どもが思うカリキュラムなら、楽しく続けることができるでしょう。

例えば、kubotaのうけんの0歳児〜2歳児の親子教室「Kubotaのうけん」育脳プログラムでは、賢い脳を育てるため、月齢に応じた刺激の与え方をお父さん、お母さんに指導しています。

 

4-6歳

4〜6歳時は脳が急速に発達し、脳の9割が完成します。この時期は、認知能力(暗記)ではなく、非認知能力(考える・思考する・想像する)を鍛えることが重要です。

子どもの脳の発達は3歳までが最も盛んですが、12歳頃まで発達は続くため、4歳以降から始めても遅くはありません。

子どもが興味を示す分野のカリキュラムを採用しているところを探しましょう。成長途中で興味が変わることもあるため、複数のカリキュラムがある教室を選ぶと安心です。

キッズブレインパークでは、さまざまな分野の教室を選ぶことができます。例えば、アトリエ太陽の子では、楽しく自由に絵を描くことで想像力を高め、個性を伸ばします。

りんご塾では、個別指導により算数的思考力や諦めない力をスポーツやゲームのような感覚で学ぶことができます。

 

幼児教室を選んで失敗した例

 

ここまで、幼児教室を選ぶためのポイントやカリキュラムを紹介しましたが、「実際に失敗するとどうなってしまうのか知りたい」と思う方も多いでしょう。

そこで、ここでは幼児教室を選んで失敗した例と回避方法を紹介します。幼児教室を選ぶ際の参考にしてください。

・体験授業の内容と普通のレッスンの内容が違った
・教材購入が思ったよりも多い

 

体験授業の内容と普通のレッスンの内容が違った

幼児教室では、通園を決める前に体験授業を受けることができるところが多くあります。しかし、体験授業を受けて入園を決めたものの、実際に通ってみると先生や授業内容、授業時間などが異なっており、「合わなかった!」と後悔する場合があります。

このような状況に陥らないようにするためには、開講中のクラスに参加するタイプの体験授業を行っているところを選んだり、体験授業の他に通常授業を見学させてもらったりするとよいでしょう。

 

教材購入が思ったよりも多い

月謝を確認し、この金額なら大丈夫と思って決めたのに、実際に通ってみると月謝の他に教材の購入が多かったり、初期費用や施設使用料などが別途かかったりして予定よりもお金がかかってしまう場合があります。

入園を決める際には、月謝のみでなく、1年間にかかる費用をあらかじめ聞いておきましょう。高いところでは、年間に20万円以上かかるところもあるため、注意が必要です。

 

幼児教室を決めるまでの流れ

 

最後に、幼児教室を決めたいと思うものの、どのような手順を踏めばよいのかわからない、と思う方のために、幼児教室を決めるまでの手順を紹介します。

手順に沿って選ぶと、失敗なく希望の教室を見つけることができるでしょう。

1.幼児教室に通ったうえでの理想を明確にする
2.カリキュラムや保護者の声など幼児教室ごとの比較
3.体験教室に参加する

 

1.幼児教室に通ったうえでの理想を明確にする

幼児教室は、教室により教育方針や取り入れている教材が異なり、ざっと紹介しようとするだけでも、以下のようにさまざまな教室があります。

・モンテッソーリ教育をはじめとする教育メソッドに基づいている
・音楽を用い指導する
・英語でカリキュラムを行っている
・算数に重点をおいている
・親の学びを指導する
・対話や交流に重点をおいている
・運動能力を高めることに重点をおいている

よい幼児教室と出会えると、子どもの才能や能力の開花に大きな影響を与えます。まずは、子どもの教育方針を家庭で話し合い、幼児教室に通わせる際の理想を決めましょう。

 

2.カリキュラムや保護者の声など幼児教室ごとの比較

次に、理想に合った幼児教室を探します。完全に理想にマッチしたところがあればよいですが、そうでない場合は、ゆずれない点と妥協できる点を挙げて比較するとよいでしょう。

多くの幼児教室が、ホームページで教育方針やカリキュラム、保護者の声を掲載しています。各教室のホームページを見れば、料金や交通アクセスもすぐにわかるため、いくつか候補を挙げたのち、比較して子どもに合ったところを選びましょう。

また、口コミがあれば、口コミで実際に通わせた方の感想も確認してください。ホームページに掲載されている保護者の声は、よい点のみが挙げられていることもあるためです。

 

3.体験教室に参加する

通わせたい教室を選んだら、体験教室に参加しましょう。幼児教室は、実際に通ってみないとわからない点が多くあります。

子どもや自身との相性を確かめる点でも、体験教室は大きなポイントです。体験教室が通常教室に参加するかたちならよいですが、そうでない場合は説明を受けたり通常教室の授業を見学させてもらったりするとよいでしょう。

 

まとめ

 

脳は、3歳までに8割、6歳までに9割が完成すると言われています。そのため、脳の発達をサポートする手段として幼児教室に通わせることは大変有効です。幼児教室は多数の種類があり、教育方針や教材もさまざまなため、事前にしっかりと調べて我が子に合ったところを選びましょう。

通えばすぐに結果がでるものではなく、継続して通うことが大切なため、かかる費用やアクセス方法も確認してください。この記事を読んで、子どもに合った教室を選び、将来の可能性を伸ばしてあげましょう。